バイクの保管サービスとは

冬に便利!バイクの保管サービスとは?

気候が良い季節にはバイクを楽しみたいけれど、寒い冬には全く乗らないという人は少なくありません。
特に雪が多く降る地域の人にとっては、冬の期間のバイクの置き場所にも困るという人は多いでしょう。
そんな人におすすめなのが、バイクの保管サービスです。

バイクの保管サービスは、全国すべてのバイク販売店やディーラーなどが提供しているサービスではありません。
しかし降雪がある地域なら、多くのショップでサービスを提供しています。

どんなサービスを受けられるのか?

このサービスは年間を通してバイクを保管するというものではなく、当期に限定して保管するというサービスが一般的です。
多くの場合、倉庫などの空きスペースを活用しそこにバイクを保管します。
ただ倉庫にバイクを放置しておくのではなく、バッテリーの充電を行うなど、バイクの状態を良く保つための最低限のサービスは提供してもらうことができます。
そのため、春になってバイクを引き取りに行ったらバッテリーが上がって動かなかった、なんて事態は起こりません。

また、保管する際には洗車をして汚れを落としたり、簡単な点検をした上で保管場所へと搬入されます。
近年では、後からのトラブルを防ぐため、保管前のバイクの写真を画像データとして保存してくれるショップもあります。

ショップごとに、提供しているサービスは異なります。
そのためバイクの当期保管サービスを利用しようと検討している人は、いくつかのショップに問い合わせ、どんなサービスでいつからいつまでの保管なのか、そして費用はいくらかという点を確認しておくと良いでしょう。

気を付ける点とは?

バイクの保管サービスを利用する際には、いくつか注意点があります。
1つ目は、ガソリンは満タンで預けるという点です。
保管中はバイクに乗ることがないため、場合によってはタンク内がサビてしまう可能性があります。
そのサビを防止するという点で、タンク内はガソリンを満タンにしておくのがおすすめです。
また、ガソリンに水抜き剤やトリートメントなどを入れておくことも、サビ防止に大きく貢献してくれます。

保管サービスの場所によっては、バッテリーは取り外すように指示されることもあります。
保管するバイクの数が多いと、1台ずつ充電する作業はとても大変なものです。
もしもショップからバッテリーは外すように指示された場合、保管場所でバッテリーを外し、自宅に持ち帰って温度が低くなりすぎない室内で保管しましょう。

もしもバイクメンテナンスの知識がある人は、キャプレター車のガス抜きもしておいた方が状態をより良い状態に維持できます。
ただし、無理にする必要はありません。
不安な場合には保管場所のスタッフに質問しましょう。