長距離の旅に便利な「バイクの輸送サービス」
ライダーにとってツーリングの聖地といえば、やはり日本海のオロロンラインから最北端の宗谷岬にかけてのエリアや、広大な丘が続く富良野や開陽台などのエリアではないでしょうか。
すぐそばに住んでいれば、時間を見つけてツーリングに出かけることはできるでしょう。
しかし遠方に住んでいると、北海道まで足を運ぶだけでも大変な労力と時間がかかります。
そんなライダーにおすすめなのが、バイクの輸送サービスです。
輸送サービスというと、引っ越しの際や売買の際に利用するというイメージがありますが、長距離ツーリングの場合にも利用できるサービスはたくさんあります。
例えば東京や大阪に住んでいるライダーが北海道のオロロンラインを走りたいと思ったら、バイクを北海道まで運んでもらい、北海道をバイクでツーリングするというプランを作れば、時間や手間、そして料金面でも満足度は高くなるでしょう。
もちろん、輸送サービスは北海道だけを対象としているわけではありません。
輸送サービス業者ごとに、どんな目的地まで輸送できるのか異なりますが、全国どこでもOKという業者は多いです。
Door To Doorのサービス
バイクの輸送サービスは、基本的にDoor To Doorのサービスです。
利用する際には、ツーリングに出かける1週間~3週間ぐらい前に自宅にあるバイクを引き取ってもらいます。
指定された日よりも後に指定されたバイクの保管場所へ向かえば、愛車と再会できます。
バイク輸送サービスの中には最寄りの空港や駅からバイクを保管している倉庫まで送迎してくれるサービスもあり、ライダーのニーズに合わせて利用できます。
かかる費用は業者によって異なりますが、リーズナブルな料金設定になっている所が多いです。
例えばバイクで自宅から北海道まで走行する場合、住んでいる場所によっては北海道に渡る前に宿泊が必要になるかもしれません。
それに北海道へ渡るフェリー代や高速代など、もろもろの費用が掛かります。
しかし、目的地に近い場所までバイクを輸送できるなら、自分は飛行機や新幹線などでサッと足を運べばよいわけです。
時間と体力を節約できる他、費用面でもリーズナブルです。
輸送業者を利用する際の注意点
バイクの輸送業者を利用する際には、いくつか注意点があります。
1つ目は、バイクを引き渡す前に必ず写真を撮っておく事です。
バイクの輸送を行う運送業者は、万が一の事故や傷に対する保険に加入しています。
受け取ったバイクの状態が悪いと、ツーリングにも影響が出てしまうかもしれません。
2つ目は、信頼できる業者を選ぶという点です。
口コミなどをチェックして、トラブルが少ない業者を見つけたりトラブル時の対応が誠実で丁寧な業者を選ぶと良いでしょう。