バイク免許の再発行について

再発行に必要な書類、費用、場所

運転免許証はバイクや自動車を使って公道を走行するために使用するものですが、日本国内においては非常に強力な身分証明書としての機能も持っています。

そのためもし紛失や盗難にあってしまった時には思わぬ被害に遭うこともありますので、わかった時点でできるだけ早めに再発行をしてもらうようにしましょう。
ちなみに運転免許証の再発行は有効期間内であればいつでも依頼することができます。

再発行の理由は紛失、盗難の他、汚損や破損でもよく、新たに発行をすることにより以前に発行した免許の効力がなくなります。

まず再発行をしてもらえる場所についてですが、居住地域を管轄している運転免許センター、運転免許試験場、警察署の三ヶ所が挙げられます。

ただし警察署の発行は地域によりできる場合とできない場合とがあるので、どうしても時間がなくて免許センターや試験場に行くことができないときはどこで発行を依頼できるか調べてから行きましょう。
もし免許と一緒に財布やクレジットカードを盗難されたという場合は別途警察に盗難届を出してください。

免許証には居住地域として登録している場所の他、本籍地も記録をされますが再発行手続きは居住地域(住民票を出している場所)で行うこととなります。

免許の再発行を依頼するときに必要になる書類としては、「運転免許証再交付申請書」「運転免許紛失顛末書」「申請用写真」「身分証明書」があります。
また仮に汚損や破損があっても手元に免許証があるのであればそちらも一緒に持っていきます。

「運転免許証再交付申請書」と「運転免許紛失顛末書」は現地に用意されていますので、そちらに当日記入をしてもOKです。
それらとともに新しい免許証に貼付する写真を持っていくのですが、もし忘れた場合であってもその場で撮影をすることができます。

さらに新しい免許を受け取るときに認め印を求められるので印鑑も忘れずに持っていってください。
発行を依頼する人が本人であることを証明するために、保険証や年金手帳、外国人登録証明書など別の身分証明書が必要になります。

再発行にかかる手数料は一律3500円で、書類などに特に不備がなければその日のうちに発行をしてもらえます。
警察署で発行を依頼した場合は、免許センターなどで発行したものを送付してもらうことになるので数日の猶予が必要になります。

発行をするときの注意点

免許の再発行手続きは必ずその免許を受ける本人が行わなくてはいけません。
どのような事情があっても必ず本人が現地に行き、そこで手続きをすることになっているので気をつけてください。

もし本人が怪我や病気、海外への出張などにより直接手続きができないという場合には、失効後3年の猶予がありますのでそのときに発行をしてもらうことになります。*2019年2月時点