タンデムツーリングの特徴とは?
ソロツーリングやマスツーリングを楽しめるようになったら、タンデムツーリングにトライしてみましょう。
タンデムツーリングとは、簡単に言えば2人乗りで行うツーリングです。
ツーリングは、バイクの醍醐味のひとつと言えます。
ツーリングは目的地や景色だけではなく、移動そのものを楽しむことができるのが魅力です。
バイクは移動時間を旅にすることができるので、他の乗り物では得られない楽しみ方ができます。
2005年から高速道路の二人乗りが解禁になったこともあり、タンデムツーリングはバイカーさんに非常に人気のツーリング方法です。
タンデムツーリングを十分に、そして快適に楽しむためには、車両や運転技術を確認しておく必要があります。
余裕を持って120km/h以上で走行できるバイクで出かけるのがおすすめです。
交通の流れに乗れないということは、特に高速道路では、大きな危険となります。
120km/h以上で流れている高速道路は非常に多いため、高速道路でタンデムツーリングを楽しみたいならパワフルなバイクが必須と言えるでしょう。
また、リヤシートが安定しており、長距離の走行に向いていることも大切でしょう。
いくつかのポイントを押さえれば、タンデムツーリングは奥さんや彼女を乗せて遠くまで出かけることができたり、バイクの魅力を友人に伝えることができるなどさまざまな魅力を持っています。
タンデムツーリングの楽しみ方
タンデムツーリングを楽しむ上で、準備はとても大切になります。
まずリアに大きな荷重がかかることになるため、リアのプリロードを事前にあげておきましょう。
後席に乗る人、つまりパッセンジャーの体重や座り心地の好みによっても変わるので、とりあえず目分量であげておき、しばらく走行した後にもう一度調整するのがおすすめです。
また、二人ともが安全に走行するためには、パッセンジャーの服装にも気を配りましょう。
ライダーがジャケットなどを着るのはもちろんですが、パッセンジャーにも同じような装備が必要です。
思っている以上に体が冷えるため、神経などに影響を与えないよう十分に暖かい服装をしておきましょう。
転倒の可能性や虫が飛んでくるなど様々なケースが考えられるので、肌を出すのは危険です。
最低限、長袖長ズボンで乗りましょう。
大切な人の命を預かっている以上、運転者は責任を持ってパッセンジャーの服装や装備に気を配りましょう。
タンデムツーリングで押さえておきたいポイント
タンデムツーリングをする場合、運転に関しても押さえておきたいポイントがあります。
基本的に、急加速、急ブレーキは厳禁です。
パッセンジャーが疲れるだけではなく、急の付く動作はパッセンジャーを振り落としてしまう危険もあります。
ぎくしゃくしたクラッチワークはパッセンジャーを疲れさせてしまうので、スムーズに走ることを一番に意識しましょう。