カテゴリー: バイクメーカー

  • インディアンバイクの特徴

    インディアンバイクの特徴

    アメリカのバイクブランドと言えば、ハーレーダビッドソンをイメージする人は多いでしょう。
    しかしアメリカのバイクブランドの中でも最も歴史が長いメーカーは、インディアンモーターサイクルです。
    大胆で野性味あふれるアメリカンスピリッツを彷彿させるヴィンテージな外見は、これまでに多くのライダーたちを魅了してきました。

    インディアンバイクは、ロゴもまた特徴的です。
    どことなくネイティブアメリカンの横顔をイメージしたブランドロゴは、アメリカの歴史と共に歩んできたことを力強く物語っています。
    これまでに業績悪化などで表舞台から姿を消す事態もありましたが、2011年に生産が再開されました。
    現在では往年の名車と呼ばれるモデルや、ヴィンテージ風なデザインのフレームに最先端の技術やテクノロジーを搭載したモデルをラインナップしています。

    インディアンバイクの人気車

    インディアンバイクを代表するモデルと言っても過言ではないのが、スカウトです。
    ブランドの中では名車という称号をゲットしたモデルで、往年のレトロなヴィンテージバイクを彷彿させるようなゆったりとしたデザインが魅力です。

    搭載しているツインエンジンはVツインカムでショートストロークという特徴があり、しかも60度の傾斜がつけられています。
    爆発音のような排気量と共に、カッコ良くツーリングを楽しみたい人にとっては、大満足できるモデルと言えます。

    ツーリングにも行くけれど街中走行にも適した扱いやすいサイズ感のモデルと言えば、インディアンバイクのスカウトシックスティが良いでしょう。
    排気量は990ccと大型ですが、車体はコンパクトにまとめられているためキビキビした走りを実現できます。

    まるで巨大な昆虫を彷彿させてくれるスカウトボバーも、人気が高いモデルです。
    ライティングスタイルがかなり低めで、身構えるような姿勢は、すれ違う車や人から注目を集めること間違いなしのデザインに仕上がっています。
    デザイン面の無駄を徹底的にそぎ落とした結果、ゴツイながらもスッキリとした繊細なデザインにまとまっているモデルでバイク好きから大人気です。

    アグレッシブな走りを堪能したい人なら、FTR1200が良いでしょう。
    2019年に発売されたこのモデルは、他のモデルが持つヴィンテージな雰囲気を一蹴し、アグレッシブで都会的なスタイルに生まれ変わりました。

    最先端の技術やテクノロジーをふんだんに搭載しているモデルで、今後はインディアンバイクを牽引するモデルとして台頭するのではないかと期待されています。
    ちなみにFTR1200は、水冷4ストロークのV型2気筒エンジンを搭載しています。

  • トライアンフバイクの特徴

    トライアンフバイクの特徴

    イギリスのバイクメーカー「トライアンフバイク」は、世界に数多く存在するバイクメーカーの中でも世界最古のメーカーです。
    バイクが大好きなライダーなら一度は憧れるメーカーとしても知られていて、個性的なスタイルのモデルを数多く輩出してきました。
    2019年にはMoto2のエンジンサプライヤーになるなど、実績の面でもライダーたちのリスペクトが高いバイクメーカーです。

    トライアンフバイクの大きな特徴は、幅広いユーザーから愛されるデザインに仕上がっているという点と、細部に至るまでスペックがとても丁寧でユーザー目線になっているという点です。
    排気量や見た目だけで勝負するのではなく、エンジン性能や振動音に至るまで丁寧に開発されています。

    中でも多くのモデルに共通する魅力は、3気筒エンジンやバーティカルツインエンジンです。
    伝統的なエンジンに最新の技術やテクノロジーを加えることで、次世代ライダーでも安心と安定の走りができるバイクを提供しています。

    トライアンフバイクの人気車はコレ

    トライアンフバイクの中でも人気ナンバーワンモデルは、STREET TWIN(ストリートツイン)です。
    2016年に誕生したこのモデルは新型の水冷2気筒エンジンを搭載しているのが特徴で、重量は198kg、シート貴は760mmと、日本人にとっては取り扱いやすいボディサイズが大きな魅力です。
    ストリートツインが誕生すると、それまでトライアンフバイクのフラッグシップ的存在だったボンネビルと入れ替わり、現在ではブランドの顔と言っても過言ではない人気を誇っています。

    STREET TRIPLE RS(ストリートトリプルRS)も人気が高いモデルです。
    2019年に誕生したこのモデルはスポーツネイキッドモデルで、排気量は765ccとかなり大型です。
    エンジンはトライアンフバイクらしい3気筒で、他のモデルと比べるとフェイス部分の表情が鋭く、とても都会的でスタイリッシュな仕上がりになっています。
    独創的なこのデザインに魅了されるライダーは少なくありません。

    ストリートツインの台頭によってフラッグシップ的な立場を追われたボンネビルですが、現在でも売れ筋モデルとして人気はあります。
    これまでに数多くのモデルを排出してきたボンネビルの中でも、特に人気が高いのはT120の大型モデルです。

    排気量は大型バイクの中でも堂々の1200ccで、弟分に当たるT100モデルは排気量は900ccとなります。
    その他にも、スピードツインやスピードマスター、ボンネビルボバーなど、メンズが一目ぼれしてしまうオシャレなデザインのモデルがズラリとラインナップされています。

  • KTMバイクの特徴

    オレンジ色が最大の魅力!KTMバイクの特徴とは?

    KTMバイクと言えば、鮮やかなオレンジ色が大きな魅力です。
    オーストリアで誕生したこのバイクメーカーは、オフロードモデルを専門に取り扱っているという特徴があります。
    たくさんのモデルをラインナップしていますが、すべてのモデルに共通する点は、どのモデルも軽量であることを最優先したスペックになっているという点です。

    Power Weight Ratio(パワー・ウェイト・レシオ)はKTMバイクのモットーであり、何よりも軽量であることを最重要事項としたスペックになっています。
    そのため、耐久性やメンテナンス性、コストの面である程度妥協しなければいけない部分はあるものの、軽さ重視のバイクを選びたいユーザーにとってはまず最初に検討したい輸入バイクメーカーと言えるでしょう。

    人気車はやはりDUKEシリーズ

    KTMバイクからは、ネイキッドモデルのDUKEシリーズを始め、スーパースポーツモデルのRCシリーズ、その他にもツーリングに便利なトラベルモデルやエンデューロシリーズなど、複数のシリーズを展開しています。
    その中でも人気が高いのは、DUKEシリーズです。

    排気量によって、125DUKEや200DUKE、250DUKEや390DUKEなどがラインナップされていますが、さらにパワフルな640DUKEもラインナップされています。
    普段使いやちょっとしたツーリングに便利な125モデルや200モデルは、排気量のわりに車体が大きめだと定評があり、車体が軽量なので燃費がとても良いと好評です。
    コスパ重視のDUKEファンは排気量が小さめのモデルを選ぶと良いでしょう。

    KTMバイクのDUKEシリーズからは、990や1290という超大型のSUPER DUKEシリーズもラインナップされています。
    サーキット仕様と言っても過言ではないパワフルなエンジンは、どんなツーリングでも大活躍してくれることは間違いなしです。
    しかし、パワフルでも軽量なので、取扱いやすいと定評があります。
    排気量が大きくなるとどうしても走行中の振動を受けやすくなりますが、その点はKTMバイクに乗るライダーの中でも共通してい感じているポイントです。

    KTMバイクの選び方

    KTMバイクは、たくさんのモデルをラインナップしています。
    バイクを選ぶ際には、どんなシチュエーションで走ることが多いのかという点を考えた上で自分のライディングスタイルに合った適切なモデルを選ぶと良いでしょう。
    売れ筋モデルはDUKEシリーズの200や250あたりなので、もしも中古バイクの売買も視野に入れてバイク選びをするなら、コンパクトなサイズを選んだほうが良いかもしれません。

  • BMWバイクの特徴

    BMWバイクの特徴

    BMWバイクは、日本市場においては高い人気があります。
    海外からの輸入メーカーとしてはナンバーワンの販売実績があり、自動車部門においても過去9年連続でトップですし、バイク部門でも毎年5,200台以上を輸入販売しています。
    BMWバイクが輸入メーカーの中でトップを走り続けることには、いくつかの理由があります。

    1つ目は、BMWというブランドが多くの人にとって憧れのブランドだからです。
    輸入車のブランドとしては、メルセデス・ベンツやアウディに並び、BMWは常に高い人気があります。
    その背景には、強烈なイメージ戦略があります。
    エンブレムの認知度も高く、世界においてはトヨタとトップを争うほど広く知られています。
    BMWバイクにも、もちろんBMWのエンブレムは装備されていて、その点もまた、BMWバイクが人気の理由と言えます。

    2つ目は、大型バイクの人気が高まる中で、小さめでも本格的な走りを楽しめるシリーズが存在しているという理由があります。
    近年のバイク市場では、ハーレーダビッドソンやドゥカティに代表されるような大型バイクの人気があります。
    しかしそんな中、BMWが持つブランド力とバイクのしっかりとしたスペックによって、BMWバイクは独自路線でユーザー層を着実に増やしています。

    BMWバイクの人気車はコレ

    BMWバイクは、バイク車種の中でも、高級車というイメージがあります。
    これまで、このイメージはBMWバイクのメリットであると同時に、デメリットでもありました。
    しかし2017年に誕生したGシリーズは、バイクファンを熱狂させるほどの魅力があります。

    Gシリーズの中でも人気が高いG310 Rは、スポーツネイキッドモデルです。
    排気量は313ccで、水冷単気筒エンジンを搭載し後方排気エンジンというユニークなスタイルとなっている点が大きな特徴です。
    シリンダーを通常とは逆の後傾にすることで荷重のバランスがよくなり、技術的にも合理性が高いコンセプトに仕上がっています。

    G310GSも人気が高いモデルです。
    これはオフロードな要素を盛り込んだモデルで、モデルはBMWバイクのG310Rをベースにしています。
    フロント部分のホイールは19インチを採用し、前後のサスペンションはやや長めのスタイルになっています。
    全体のデザインは、BMWバイクの中でもアドベンチャー系の人気モデルR1200GSを彷彿させるような雰囲気を醸し出いている点が、魅力です。

    BMWバイクはどのモデルを見ても、コンパクトながら細部にもしっかりこだわりを感じられます。
    決して手抜きをせずに高級感と効率節を両立させている点が、多くのライダーを魅了しているのでしょう。

  • スズキバイクの特徴

    スズキバイクの特徴

    根強いファンが多いスズキのバイク

    ベテランのライダーになると、国内のすべてのバイクメーカーについてある程度の知識を持っていたり、メジャーなバイクであればだいたいまたがったことがあるという人もいると思いますが、初心者ライダーの場合、そこまでバイクに詳しいわけではないという人も多いですよね。

    そうした中で、スズキのバイクについてはあまり深く知らない、という人もいるのではないかと思います。
    ホンダやカワサキといったバイクメーカーよりも少し地味な印象がありますが、スズキのバイクしか乗らないと決めているほど根強いファンがいるのが「スズキのバイク」なのです。

    スズキは実に開発力が高く、馬力や重量においても驚くような値を出すバイクを数多く開発しています。
    しかし、自主規制の発端となったRG250を始め、自主規制にかかるバイクが多いことでも知られています。
    ただ、自主規制にかかるような数値を出すバイクを開発していると同時に、安定性や耐久性もしっかり考えられた設計をしており、バイクの開発においてとても優れていることも確かです。

    スズキで人気のバイク

    スズキのバイクは、大型や中型で人気のある車種もありますが、特に人気があるのは原付です。
    原付を購入して、実際に乗っていることでスズキの魅力に気づき、バイクを購入するという人も少なくありません。

    一世を風靡した「チョイノリ」も、バイクの常識をくつがえすような衝撃的な登場でしたね。
    公道を走るということを考えて設計されておらず、本当に町中をちょっと走るためだけに開発されたバイクなので、パワーはありませんが、その分価格も非常に安く、ニーズに合った人が多かったことから、とても人気がありました。

    スズキで一番の人気を誇るのは、やはりビッグスクーターの「スカイウェイブ400」ではないでしょうか。
    ビッグスクーターがバイク市場のシェアをかなり持っていた時期がありましたが、その中でもスカイウェイブ400はとても人気があります。
    通勤などの普段使いでも安定した走りである上に、高速道路での2人乗りも安心して走れること、またフレームがほかのビッグスクーターと比べると肉厚なので、剛性に優れているという点も魅力です。

    スズキのバイクは、カスタマイズにおいてほかのメーカーよりもバイクの知識を必要としたり、手入れなど手間のかかることもあるようですが、バイク好きにはその点も大きな魅力だと感じる様子。

    どちらかというと国内よりもヨーロッパなど海外で支持されているメーカーですが、じゃじゃ馬的な開発能力や、大ヒットとそうでないバイクの差が激しい点など、スズキの魅力は一言では語りきれず、スズキを心から愛するファンが多いのもうなずけます。

  • ホンダバイクの特徴

    ホンダバイクの特徴

    世界中から高い評価を受けているバイクメーカー

    ホンダは車の印象が強いという人もいるようですが、バイクメーカーとしても非常に優秀で、世界中のライダーやレース協賛企業から高い評価を得ています。
    ファッション性や個性を重視するというよりも、確かな性能や地味ながらも優秀な走りのバイクを開発していることで知られ、若い年代からベテランライダーまで、幅広い層に愛されているバイクメーカーです。

    参考サイト:HONDA

    ホンダは車やバイクだけではなく、除雪機や草刈り機なども開発しています。
    しかし最も高い技術を持っているのはやはりバイクで、ベトナムでは、なんとスクーターのことを「ホンダ」と呼んでいるのだそうです。

    バイクメーカーにはいろいろな個性があり、洗練されたデザインに注力していたり、走りを重要視しているなどさまざまな特徴がありますね。
    ホンダは壊れにくく、長く乗ることができる堅実なバイクを開発しているのが特徴です。

    また非常に精巧な作りも特徴で、冬場などは寒さによってバイクのエンジンがかかりにくくなりますが、ホンダのバイクはチョークを使用しなくてもしっかりエンジンがかかるなど、信頼して活用できるバイクであることでも知られています。
    こうした確かな技術を用いて作られているホンダのバイクは、教習用や白バイなど、業務において採用されることも多く、その信頼性が伺いしれます。

    ホンダの代表的なバイク

    「CB1300SF」は、さまざまなホンダ製のバイクの中でもメインといえるほどの主力製品で、CBシリーズはいろいろな排気量で展開していますが、排気量が大きいこちらのバイクは安定した走りが実現できるのが特徴です。
    ほかにもいくつかのシリーズがあり、白バイに採用されているCB1300Pも派生車種として活躍しています。

    「CB1300SF」よりも排気量が小さい「CB400SF」も、大型よりも小さいけれど力強い走りが実現できるとして高評価を得ています。
    教習車として採用さているほど堅実的な性能を誇るこちらのバイクは、初めての1台としてもおすすめですが、400ccの中では価格が高めなので、初めて購入する場合は中古車を選ぶという人も多いようです。
    シートがそこまで高くないので、小柄な男性や女性でも比較的安心して乗りこなすことができるのもこちらのバイクの魅力だといえるでしょう。

    ホンダのバイクは精巧な作りはもちろんですが、そのスタイリングやカラーリングに惚れ込む人も多く、ホンダ以外のバイクは乗らない、と決めている人もいるほど。
    世界に誇るバイクメーカーですから、これからバイクを乗りたいと考えている人は、まずはホンダのバイクにまたがってみるのもよさそうですね。