BMWバイクの特徴
BMWバイクは、日本市場においては高い人気があります。
海外からの輸入メーカーとしてはナンバーワンの販売実績があり、自動車部門においても過去9年連続でトップですし、バイク部門でも毎年5,200台以上を輸入販売しています。
BMWバイクが輸入メーカーの中でトップを走り続けることには、いくつかの理由があります。
1つ目は、BMWというブランドが多くの人にとって憧れのブランドだからです。
輸入車のブランドとしては、メルセデス・ベンツやアウディに並び、BMWは常に高い人気があります。
その背景には、強烈なイメージ戦略があります。
エンブレムの認知度も高く、世界においてはトヨタとトップを争うほど広く知られています。
BMWバイクにも、もちろんBMWのエンブレムは装備されていて、その点もまた、BMWバイクが人気の理由と言えます。
2つ目は、大型バイクの人気が高まる中で、小さめでも本格的な走りを楽しめるシリーズが存在しているという理由があります。
近年のバイク市場では、ハーレーダビッドソンやドゥカティに代表されるような大型バイクの人気があります。
しかしそんな中、BMWが持つブランド力とバイクのしっかりとしたスペックによって、BMWバイクは独自路線でユーザー層を着実に増やしています。
BMWバイクの人気車はコレ
BMWバイクは、バイク車種の中でも、高級車というイメージがあります。
これまで、このイメージはBMWバイクのメリットであると同時に、デメリットでもありました。
しかし2017年に誕生したGシリーズは、バイクファンを熱狂させるほどの魅力があります。
Gシリーズの中でも人気が高いG310 Rは、スポーツネイキッドモデルです。
排気量は313ccで、水冷単気筒エンジンを搭載し後方排気エンジンというユニークなスタイルとなっている点が大きな特徴です。
シリンダーを通常とは逆の後傾にすることで荷重のバランスがよくなり、技術的にも合理性が高いコンセプトに仕上がっています。
G310GSも人気が高いモデルです。
これはオフロードな要素を盛り込んだモデルで、モデルはBMWバイクのG310Rをベースにしています。
フロント部分のホイールは19インチを採用し、前後のサスペンションはやや長めのスタイルになっています。
全体のデザインは、BMWバイクの中でもアドベンチャー系の人気モデルR1200GSを彷彿させるような雰囲気を醸し出いている点が、魅力です。
BMWバイクはどのモデルを見ても、コンパクトながら細部にもしっかりこだわりを感じられます。
決して手抜きをせずに高級感と効率節を両立させている点が、多くのライダーを魅了しているのでしょう。